住替えに役立つ情報②買い先行
住替えに役立つ情報②買い先行
買替買い先行とは
住替え物件を先に購入してから、売却することを【買い先行】と言います。
買い先行は、先に購入するためお引越し先が決まっているという安心感があります。
ただし、買い先行には2重ローンというリスクがあります。
買い先行のデメリット
買い先行の主なリスクは売れるまでの間の2重ローンです。住み替え先のローン審査は、ご自宅の売却に関する媒介契約さえしておけば、すでにあるローン残高はないものとして審査されるため、新しいローンを借りることができます。2重ローンの支払いが可能な間は売却活動を行うことができますが、支払いが厳しくなってしまうと売却にかけられる時間に限りが出てしまうため想定していた価格より低い価格で売却しなければいけなくなってしまうかもしれません。
買い先行のメリット
①住替えたいタイミングで購入できるので、納得した物件を購入できる。
②売却に時間をかけられるので安売りすることになりにくい。
③荷物が多い方は空き家状態で販売できるので、居住中で売り出すより高く売れることもある。
④空家の場合は内見時の掃除や日程調整がなくなる
内覧の立ち合い等の面倒さから解放される点は大きなメリットです。空家ですので室内写真も豊富に掲載できるためお問合せにつながりやすく居住中よりも高く売れやすくなります。
まとめ
買い先行は資金的な余裕がある方や、ご自宅のローンが終わっている方にとって向いている方法です。2重ローンというリスクへの対応策は、ご自宅の売れる金額、相場をしっかりと確認しておくことが重要です。
少しでも高く売却するためには査定額より高めで販売した方が良いですが、問い合わせ数や内覧数が少ない場合は堅実な価格へ調整も必要になってきます。査定を依頼した不動産会社が売却の依頼ほしさに高く提示した金額を鵜呑みにして販売活動を続けてしまうと最悪の場合想定よりも低い価格でしか売れないという状況に陥る可能性もあります。
そうならないように、売れたらうれしい価格、確実に売れるであろう価格を知っておき、状況を見て判断される方がよいでしょう。